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◆界面活性剤◆

◆簡単に言うと水と油を混ぜる物です。
歯磨き粉や食器用洗剤、マヨネーズやパンやチョコレートなどの食品にも入ってますよ。

水と油はそのままでは混じりあわず、かき混ぜてもすぐに分離します。水と油は境界ではじきあった現象なのです。 ではどうしたら油汚れをフライパンや洋服や頭皮から取り出し水で流せるのでしょうか?

そこで登場するのが、界面活性剤です。簡単に言うと、なじまないものをなじませてしまう働きを持つ物質です。その分子の一端が油にくっつき、他の端が水になじむので、油を界面活性剤で取り囲み水で流してしまうというわけです。

シャンプー剤は水と油を加工して作られますので、いかなる原料で作られたシャンプー剤であっても「界面活性剤を含まないシャンプー」はありえないという事になります。

界面活性剤はシャンプー以外にもいろんなシーンで活躍しています。

    洗浄剤(歯磨き粉・洗顔剤・食器洗剤など)

    乳化剤(化粧品・食品・塗り薬) 気泡剤(シャンプー・歯磨き粉)

    展着剤(農薬・塗料・ペンキ) 浸透剤(農薬・のみ薬)

    分散剤(タンカー座礁) 殺菌剤(リンス・防腐剤)

マヨネーズは卵黄中のレシチンが天然の界面活性作用をもち、酢と油を混じり合わせます。

 

界面活性剤は合成界面活性剤と石けんに分けられ、石けんは脂肪酸カリウム塩、脂肪酸ナトリウム塩によるものです。

一方合成洗剤は、原料が石油か天然油脂アルコールかにかかわらず、石油からつくられた化学薬品が加えられます。これらは人体影響や、水質汚染などの問題が危惧されています。

               

◆界面活性剤が皮脂などの油汚れを水で洗い流すしくみ

界面活性剤は、分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の称号とされています。

そしてその種類は、合成界面活性剤と石けんに大きくわけられています。

界面活性剤の働きとしては、油汚れを界面活性剤の親油基がとりかこみ、水にひっぱりだす。この水を流しさると汚れがおちるのです。

<界面活性剤のしくみ>                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

          親水基:水になじみやすい部分

          親油基:油になじみやすい部分

               (水から離れようとするので疎水基ともよばれる)

 <汚れを髪から落とすしくみ>

   ・十分に髪に水分を与えておくことで、汚れを髪から離れやすくしておく。

   ・界面活性剤が汚れにくっつく。

   ・髪を事前に十分濡らしておいた水分と、シャンプーを続けていくことで、汚れを髪から離れやすくする。

   ・水に中に溶け出したミセル(会合体。洗剤の分子が集まってできるかたまり。ミセルができる濃度が最も汚れがおちる)の中に、髪についた汚れを集める。

   ・汚れを髪から離し、水の中に分散させる。

   ・汚れのついたミセルが再びつかないようにする。

   ・すすぎによってミセルとシャンプー粒子を洗い流す。

 


 

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